NECOLANTIS Ⅱ 数字パズルの解答


空欄の中に、たて・よこの計算式に合うように1から9までの数字を入れるパズルです。ここで、四則(たし算・ひき算・かけ算・わり算)演算のルールを確認しておきましょう。

次のような式があったとします。

計算の優先順位は、①カッコの中、②累乗、③かけ算・わり算、④たし算・ひき算ですので、最初にカッコの中を計算します。カッコの中では累乗を先に計算しますので、(2+9)でカッコの中は11になります。次にかけ算とわり算を先に行いますので、11×5と4÷2はそれぞれ55と2になります。最後にたし算を行って、答えは55+2=57となります。

今回のパズルは、カッコも累乗もないので、最初にかけ算・わり算を行って、あとにたし算・ひき算を行えばよいです。

【解き方の例】

1. 便宜上、空いているマスの中に、abcdefgの記号を入れます。

2. それぞれの式は次のようになります。

ヨコの式

上から ①8-a×4=-16、②b-c-d=4、③e÷f×g=15

タテの式 

左から ④8×b+e=65、⑤a×c-f=3、⑥4÷d-g=-3

3. ①の式、8-a×4=-16を解いて、a=6

4. ④の式、8×b+e=65の、bについて考えてみます。

bに9を入れると8×9は72で、すでに65を超えているので不可、8はすでに出ているので不可、bに7を入れると、8×7+e=65で、eが9の時に式は成り立ちます。bに6を入れると8×6は48で、eに最大数の9を入れても65には届きません。

したがって、b=7, e=9 この時点で残った数字は1,2,3,5です。

5. 次に⑤の式、a×c-f=3について考えます。

aは6なので、6×c-f=3、残った数字のうち、cに2以上の数字を入れると、fに他の数字を入れても3にはなりません、したがって、c=1となり、6×1-f=3から、f=3、残りの数字は2と5です。

6. 最後に⑥の式、4÷d-g=-3のdとgに、残った2と5を当てはめて成り立つのは4÷2-5=-3

したがって、d=2, g=5

でした!できたかな?

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